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~テーラーメイドの医療を提供するために~

プロジェクト理念Project philosophy


日本の医療制度は優れている――
しかし、
あなたを診る医師とそのチームが
優れているとは限らない。



代表挨拶

代表写真

なぜ私が、
「チーム外山プロジェクト」を
立ち上げようと思ったのか。


日本の医療制度は、国民皆保険制度のもとに、誰でも、いつでも、どこでも受診ができる、いわゆる「フリーアクセス」の環境を整備してきました。先進諸外国に比べても、日本は安価で良質な医療を提供してきたことは比較的多くの方が認めるところです。
しかしながら、果たして良質な医療に誰もがアクセスできているでしょうか。
私は、心臓血管外科医として米国と日本の病院で40年以上にわたり一万人近い患者さんを診てきました。この期間に各専門科の多くの医師と出会い診察にあたると同時に病院のシステムについても多くを知ることとなりました。日本の医療環境では確かに誰でもいつでもどこの医療機関にでもアクセスできます。
しかし、そこであなたを診てくれる医師があなたに最善の医療を保証してくれるとは限らないのです。そこがたとえ世間的に評判の良い大学病院や総合病院だとしても、そこに在籍している医師がすべて質の高い医師であるとは限りません。
当然のことながら大病院は医師教育も行っていますので、未熟な研修医も大勢在籍しています。質の良い医療には、研修医が専門医の厳格な指導の下に仕事をし、指導医が常にチェックをするシステムがしっかり行われていることが重要なのです。



Team TOYAMA Project プロジェクト理念


チーム外山プロジェクトが考える優れた医師、医療とは―

「優れた外科医は手術時間が短い」
一定の経験のある専門医であれば3~4時間で終了する手術に、6~7時間もかかる外科医がいます。外科の分野ではよくあることです。手術を受ける患者さんの状態は一人ひとり異なりますので、1回や2回の比較では何とも云えませんが、いつでもそうならその外科医は問題です。長い手術は患者さんの体に与える影響も大きいので良い結果が生まれにくくなります。

「優れた医師はトータルケアをする」
「医療は質」といいます。ではその質は何によって担保されるのでしょうか。それは何といってもまず「医師の質」です。医師の質は、医師としての判断力、優れた診断・治療技術そして人格、即ち高い倫理性で決定されると考えています。
医師の質は必ずしも医師本人の判断力や技術だけで成り立つものではないのです。例えば心臓外科の分野においては、手術そのものの質と術後の適確な管理があって初めて「質」が担保されることがはっきりしています。このことはどんな専門分野でも多かれ少なかれ正しいのです。こうした情報は、世に出ている名医事典やネット上の医療機関ランキングなどでは決して得られません。

「ハッキリと診断、治療方針を話してくれる医師」
私のところに来た患者さんが、よく訴えてきた内容には次のようなものがあります。
「今かかっている先生はこれからどうしたらよいか、手術は必要か必要でないかなどをハッキリ言ってくれないので不安です」
また別の科の先生について、こんな話を聞くことがありました。
「何々先生は治療方針や薬の必要性などをハッキリ言ってくれるので、任せておけば大丈夫という安心感がありました」
患者さんに診断・治療内容・方向性などを具体的に明確に伝えることは大変重要なことです。私は、優れた医師は判断力が高いと思っています。高い判断力があるからこそ、はっきりとした診断、治療方針が患者さんに伝えられると考えています。良い医師の1つの条件です。

「価値を与える医療」
医療を受けた患者さんが全ての経過において、価値を得なければ良い医療を受けたことにはなりません。良い手術を受けて命は助かったが、その後のフォローが不十分で社会復帰できなかったとしたら、その患者さんは価値を得たと言えるでしょうか。


あなたと家族のための名医チーム、実現。

日本で質の高い医療に確実にアクセスするには、どうすればいいのでしょうか。
米国ではフリーアクセス制度を採用せずに、プライベート・ドクター、ファミリー・ドクターを持つ仕組みとなっています。病気になった時には常に患者さんの立場に立って治療方針を決め、検査を受けるとなればそこを紹介し、付き添うこともします。
その結果手術を受ける必要があると判断した場合、かかりつけ医の知る近隣の評判の良い外科医を紹介するか、全米のリストの専門医のなかからリストアップし、もしたとえば患者さんがニューヨークに行くつもりがあるなら、そこを紹介するのです。
このようなプライベート・ドクターが制度化していない日本では難しいのでしょうか?
いいえ。質の高い安心の医療にアクセスすることは可能です。それが会員制ドクターサービス「チーム外山プロジェクト」です。
チーム外山プロジェクトは、日米40年余りの私のさまざまな経験から生まれた医療の不都合な点をひとつ一つ直していった先に辿り着いた、日本において今考えられる最善のテーラーメイド医療システムです。


プロジェクトメンバー紹介

代表写真
外山 雅章(とやま まさあき) 略歴
オフィス外山(株) 代表取締役
Team TOYAMA Project 代表




心臓血管外科専門医/米国医師免許
亀田総合病院心臓血管外科顧問
太田記念病院心臓血管センター顧問
北京大学医学部客員教授
蘇州大学客員教授
慶應義塾大学医学部卒(1967)
医学博士
主著:「頼れる医者に出会いたい」(ビジネス社)
浅田次郎著「天国への100マイル」のモデル。


1970〜1978年
米国ニューヨーク大学バッファロー総合病院、カンサス大学付属病院などで、一般外科の研修に続き、当時米国で三指に入るとされるロバート・リース教授の下で胸部外科・心臓外科の専門研修を受ける。

1978〜1983年
リース教授とともにフロリダ州マイアミに移動、心臓血管外科のプライベート・プラクティスに従事。多くの小児および成人の心臓手術を執刀する。

1983〜2012年
日本の亀田総合病院から心臓血管外科部長として招聘され就任。多くの手術を行うとともに若い心臓血管外科医の育成に力を注ぐ。この間中国国内でも多くの手術、講演を依頼され指導に出向く。ブッシュ元大統領訪日の際、不測の事態に備え外科医としての待機をホワイトハウスから依頼され、無事帰国を見守る。帰国後感謝状を贈られる。

2012年
亀田総合病院心臓血管外科顧問の立場で、臨床・教育に関わりながらTeam TOYAMA Projectを立ち上げる。

 

代表写真
呉 海松(ご かいしょう) 略歴
オフィス外山(株)取締役





亀田メディカルセンター中国事業統括室室長
亀田医療大学講師(非常勤)
中国江蘇省蘇州医学院(現蘇州大学医学部)臨床医学部卒業(1990)


1990年9月~12月
中国北京積水潭病院(現北京大学第四臨床医学院)外科研修

1991年1月~1993年3月
東京ランゲージスクールにて留学

1993年4月~1998年3月
東京医科歯科大学大学院医学系研究科修了。医学博士学位取得。

1998年4月~1999年3月
独立行政法人科学技術振興事業団(現科学技術振興機構(JST))研究員。

1999年4月~2010年3月
亀田総合病院心臓血管外科外国人研修医師。外山雅章医師の下で臨床トレーニング及び臨床研究を行う。チーム外山の一員として、中国国内でも数多くの心臓手術を行ってきた。期間中に医学論文、著書多数あり。日本胸部外科学会会員、日本心臓血管外科学会会員。

2009年4月~
亀田メディカルセンター国際関係部兼任

2010年~
本格的に日本の医療ツーリズムを推進。

2011年4月~
亀田メディカルセンター中国事業統括室室長

2011年12月
日本外務省、観光庁の委託で駐日中国大使館の後援を得て“日本の医療紹介”セミナーを北京で開催。積極的に日本政府に医療ツーリズムの提言を行い、日本各地で医療の国際化についての講演を行っている。


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